日本の風土で育まれた良質な素材と、創業100年を超える技

国産畳表の90%以上を生産しているのが九州熊本県八代地区です。
その産地も今現在は非常に危機に瀕しています。
熊本のイグサ生産農家戸数はその昔5,000軒以上ありましたが、この30年で9割以上の生産農家が廃業、作物の変更をしてしまいました。
日本の畳表の年間流通枚数が約900万畳といわれ、そのうち国産畳表が約120万畳、今では約8割が中国産となっています。
中国産畳と日本の畳を比較すると「い草」の美しさ、肌触り、安全性や香りまで全く異なることが分かります。
このような現状の中でも、髙野好見畳店では日本固有の畳を伝えるべく日本の風土で育った「い草」を使用し、創業100年の知恵と伝統技術を守りながら、良質な「日本らしい畳」をつくっていきたいと思っています。

良質な日本らしい畳

良質な、日本らしい畳 ができるまで

もっとも肌に触れる畳の「い草」にこだわり、日本一のい草生産地である熊本県八代市で作られた、確かな品質の畳表を使用しております

熊本県八代市の美しい田んぼの風景

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熊本県八代市の美しい田んぼの風景

毎年梅雨の時期に生い茂る「い草」を収穫していきます

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毎年6月下旬から7月に生い茂る「い草」を収穫していきます。

収穫した「い草」は天然の井戸水で汚れを洗い流しながら1時間程かけて冷やしていきます

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収穫した「い草」は天然の井戸水で汚れを洗い流しながら1時間程かけて冷やしていきます。

天然染土を使って泥染めを行います。

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天然染土を使って泥染めを行います。
泥で染めることで「い草」を日焼けによる変色を防止し、泥コーティングで耐久性もアップ。畳を張り替えた時の爽やかな香りはこの泥染めが演出をしています。

収穫したい草を乾燥させた後、寝かせ馴染ませていきます

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泥染めした「い草」を大きな乾燥機で 15 時間かけてゆっくり乾燥させます。 乾燥後は倉庫で保管し寝かせます。

泥染めを終えた「い草」は年代物の機械でカタカタと織られ畳表になります

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泥染めを終えた「い草」は年代物の機械でカタカタと織られ畳表になります。

熊本から織られた「い草」の畳表が東海村に届きました

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熊本から織られた「い草」の畳表が東海村に届きました。

お客様宅のお部屋に合わせた畳床を寸分違わぬサイズにカットしていきます

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お客様宅のお部屋に合わせた畳床を寸分違わぬサイズにカットしていきます。

カットされた畳床に合わせて畳表をカットしていきます。

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カットされた畳床に合わせて畳表をカットしていきます。

カットした畳表を畳床に縫い合わせていきます。

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カットした畳表を畳床に縫い合わせていきます。

畳縁をつけて仕上げを行います

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畳縁をつけて仕上げを行います。

こうして畳は完成します

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こうして畳は完成します。

食品並みの安心・安全保障(1) 食品並みの安心・安全保障(2) 食品並みの安心・安全保障(3)

食品並みの安心・安全保障

着色剤の使用や農薬・肥料の無規制など、安全性に不安が残る中国産畳表の流入や、産地を偽造した畳材が流通する問題が起きております。
高野好見畳店では、無着色、減農薬の安全で高品質な国産畳表のみを使用しており、すべての材料に保証書を添付します。
また、畳表にはQRコード付きのタグを添付され、生産者情報を確認できるトレーサビリティシステムを採用しております。