水戸市 偕楽園 好文亭 畳替え

2017年1月30日|施工日誌 修業日誌

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水戸市の偕楽園にある好文亭の畳替えをさせていただきました。

都市公園としてニューヨークのセントラルパークに次ぎ世界第2位の面積を持ち、庭園としては岡山市の後楽園や金沢市の兼六園と並び、日本三名園の一つに数えられる偕楽園。

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好文亭はその南門の前に位置します。

 

 

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偕楽園を造園した「烈公」こと水戸藩第9代藩主徳川斉昭公が自らが設計し、多くの文人墨客や家臣、領内の人々を集めて慰安会を催した休憩所です。

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(斉昭公については、当店ブログ「徳川斉昭公と村松晴嵐の碑」をご覧ください!)

雪降る寒さの中、畳や建物を間違っても傷つけないよう慎重に畳を納品します。

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多くの県民や観光客に親しまれる名所の畳を製作させていただけるとても光栄なお仕事。

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大変緊張しますが、良い畳を納められるように皆でより丁寧な仕事を心がけました。

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無事に畳工事が完了させることができました。

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邸内の一部分の畳ですが、畳表をそのままに、芯材の畳床と畳縁を交換しました。
行灯に照らされる日焼けした畳表の黄色が艶やかでとても美しいです。

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希少になってきている昔ながらの藁(わら)の畳床も、歩けば畳の心地よい感触が足裏に伝わり落ち着きます。

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偕楽園好文亭に畳を納品した後、実は初めて来たのでゆっくり内覧してみました。

入口には英語、中国語、韓国語など色々な外国語のパンフレットが設置されていて、外国人観光客が増えていることを実感します。

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修繕工事中のためほとんど人がおらず、静かにゆっくりと観覧することができました。

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DSC_1975斉昭公の発明とされる「配膳用昇降機」なるものが!

なんかカッコいい!

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1階から3階へ飲食物を木製滑車で運ぶことができるエレベーターのようなものです。

尊王攘夷の象徴的存在でありながら、外国の技術を先進的に取り入れた斉昭公らしい斬新さがところどころに見受けられます。

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3階にある8畳間の正室「楽寿楼(らくじゅろう)」。

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よく見てみると、なんと畳縁が葵の御紋じゃないですか!

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「さすが水戸徳川家、カッコいいな~」とじっくり眺めちゃいました。

紋がズレずにピッタリ並んでいるところ、また角部分の紋が欠けずに綺麗に納まっているところに実は高度な畳職人の技術が発揮されています。

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楽寿楼からの展望は千波湖を中心に偕楽園を見渡せて気持ち良かったです(^^)

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梅の季節はまだ先ですが、雪降る中の偕楽園も素敵ですね。

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もうすぐ暖かくなれば、沢山の来園者が訪れる梅の季節。

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偕楽園を訪れた際は、ぜひ好文亭の畳もご覧になってください(^^)

 

偕楽園

所在地: 〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1丁目
電話: 029-244-5454

オフィシャルサイト:http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html

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