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村松山大神宮さんぽ①「茨城一の宮 大神宮」
今月は東海村の茨城一の宮 大神宮の鳥居前にある「沼田屋旅館」さんの畳工事をさせていただいています。
天気が良いので休憩時間に村松山虚空蔵尊と大神宮を散策してきました。まずはお馴染みの虚空蔵尊を訪問。
毎年2月3日には節分追儺式が行われ、大勢の人が虚空蔵尊と大神宮を訪れます。
その前日ということもあり、平日の昼間にも関わらず沢山の方が参拝されていました。
やっぱり参拝客の多い時期の虚空蔵尊は華やかで楽しいですね。
堂内では厳かな雰囲気の中、多くの人が鎮座して護摩祈願を行っていました。
虚空蔵尊を参拝した後はすぐ隣にある茨城一の宮 大神宮に向かいます。
子どもの頃は虚空蔵尊も大神宮も同じ施設だと思っていたのですが、お寺と神社で全く異なる場所なのですね。
入り口の看板もキッパリと「別です。」と断言していました。
やがて拝殿が見えてきます。
茨城一の宮大神宮は和同元年(708年)に創建され、「茨城のお伊勢様」と呼ばれるように伊勢神宮の分霊が祀られています。県内で最も尊い神社とされ、大変貴重なパワースポットなのです。
「神社界最高尊神」という、神道に疎い私にもご利益が凄そうなのが伝わる看板が掲げられています。
東海村民はわざわざ三重までお伊勢参りに行かなくても、村松山に参拝すればお伊勢様のご利益を得ることができるのです。
今まで知らなかったのが、もったいなかったような気がします。
商売繁盛や良縁祈願など、ご利益を取り戻すかのように色々お願いしてきました。
いつも村松虚空蔵尊に行っても大神宮をゆっくり散策する機会が少なかったのですが、時間をかけて眺めると改めて色々発見がありますね。
境内にある「義公お腰掛けの石」。
義公とは、まさにあの水戸黄門として有名な徳川光圀公がお腰掛けになった石です。
黄門様、東海村にも来ていたんですね。
助さんと格さんも来たのかな・・・。
そのそばにある「烈公お手植えの白梅」は、幕末の名君として有名な徳川斉昭公が植えられた白梅です。
水戸藩が誇る二大藩主も大神宮を崇拝していたんですね。
拝殿の前には「なで犬」という可愛らしい子犬の像があり大人気でした。
子犬にはそれぞれの干支が振り分けられていて、自分やお子様の干支の子犬をなでることで安産祈願や健康成長などの願いが叶えられるそうです。
時間もあったので、せっかくだからとゆっくりと境内を散策しました。
一巡してそろそろ戻ろうかと思うと、傍らに「水戸八景 村松晴嵐」の看板が。
まだ訪れた事がなかったので、「東海村民として要チェック!」とさっそく村松山の森の中へ続く道へ足を踏み入れていきました。
「村松山大神宮さんぽ その②」に続きます。
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